そう言われ私達は和沙が入院していた部屋に入った

「俺があの人はやめろって言ったのは俺が思ったから言いに行った」

航太は本当のことを話してくれた

「遊園地であった時に担当の患者さんだったから少し気まづかったんだけど少し経ってから言われたんださやかと知り合いなら手伝って欲しいってそれは和沙さんとさやかを引き離すこと」

それは私が悲しまないためにしてくれたんだと思うと嬉しくて切なくて涙が止まらなかった

「だから彼は結婚を拒んだもし自分が死んだ時さやかは1人になってしまうと言っていた。さやかは寂しがり屋だからって彼が結婚を決める前」

『あの航太さんさやかに結婚を求められました。俺はさやかのこと好きだし一生一緒にいたいとも思ってますけどそれができないんです。あの航太さんお願いがあります』

そのお願いが結婚を諦めさせるためのものだったらしい