たくさんの人の中を泣きながら通り抜ける

屋台の光が私を照らす

もう早く帰りたい

無我夢中で歩いていたら人にぶつかった

「あ、すいません大丈夫ですか?」

顔を見せたくなかった

「だ、大丈夫です」

顔を上げてしまい目が合った

そのまま走って逃げてしまった

「あっ!」

もうやだ...

少しして人通りがないところに来ていた

少し怖かったし嫌な予感もした

その予感は当たった

「君1人?俺らと遊ばない?」

「え!泣いてるじゃん俺らが慰めてあげるよ!」

「ね!」

逃げようとした時腕を掴まれた

「おいおいおい遊ぶよな?」

もう今日はほんとについてない

連れていかれそうだったその時