ドアがしまったら

海深(みう)は
深海じゃないのか?と一息吐いたが
其れもその筈だよね。

僕を陸に上がらせて
見ず知らずの会うべき人が
放った言葉って。

踊り疲れては
鳴いてた、仔猫みたいに。

海深「大丈夫か?」

ええ、僕はちっとも大丈夫じゃありません。

海深「じゃあ、私と君、人間に産まれたのがそもそも間違いだったのよ、そうよ、"猫汰朗。」

そっか。
僕はロック・スターなのに
源氏名が無かった。

名付けてくれて有難う。
本当にどうも有難う。

海深「まぁ、適当だけれど。」

テキーラサンライズ。
オレンジのテキーラを煽る「海深」

猫汰朗「其れ、太陽の色でしょ?一般人が描くやつ。」

海深「そう。クレイジーガールだから、貴方とは違うの。」

……参ったね。