ドアがしまったら

やがて仕事修了のお知らせなのか。

君は呼吸をしたまんま、深海に堕ちていってしまった。

僕はそっと彼女(男?女?多分おんな。)
の寝息を確認したと同時に扉を開けようとした。

「…!!ねぇ、行かないで。私を独りにしないで!!もう沢山なの。出てったら逝くからね。」

そんな滑稽な君と
血塗れの僕が

笑い転げた夜中の3:52。

「もう…独りにしない。」

「ロック・スターだから口も達者。」

「覚えていたんだね。」

「貴方、ロック・スターっぷりが酷過ぎて、当たり前になっただけじゃないの?」


なるほど。

綺麗だな。
涙も、指先の冷たさも。

全部、全部、僕が所有された上で


君を所有してあげるよ。