オオカミ回路 ♥️ うさぎスイッチ(処体験ガール再編集)

<side 花美>

これは……俗に言う、

“朝帰り”

というものなんだろうか?

なんか、かなり違う気がする。

いや、絶対に違うよ、コレ。


家に着いてまずシャワーを浴びた。

とにかく急がなくちゃって、制服を脱いだところで、


「うあっ!!」


鏡に映った自分の姿に、吃驚。


ななななな……な…


「なに、このキスマークの数ぅ!!」


思わずバスタオルを被ってしまった。

誰が見てるってワケじゃぁないケド…、恥ずかしすぎる。

特に胸の辺りが…


「ど…どおしよう……、今日、体育あるのに」


でも、とにかく急がないと学校に送れちゃう。

とりあえず、シャワーを浴びると、新しい制服を着る。

ブラウスの一番上までボタンを閉めて、リボンをキッチリ結びこむ。


「パパ、ママ、もう行くね!佐々くんが待ってくれてるの!!」

「……」


マンションの下には、真っ黒のリムジン。

なぜか、“送っていく!!”と、頑として引かなかった佐々くんが仏頂面で乗ってる。