オオカミ回路 ♥️ うさぎスイッチ(処体験ガール再編集)


マジかよ。

このオンナ……


「……スゥ…スゥ…」


穏やかな、寝息が聞こえる。


このやろお~……


「寝るな!!このバカ!!犯すぞっ!!」

「………ん~」


起きやしねぇ…


「…あ~、もぉ、勘弁してくれ…」


その場で、深々とうなだれる。

すると、


“ピンポーン…”


すっかり忘れていたが、何度目かのチャイムが鳴った。

フロントの人間がシップを持ってドアの前に立っている。


「お待たせいたしました」

「……」


――こいつ…ずっとここにいたのか?


さすがプロというべきか、上半身ハダカのオレにも顔色ひとつ変えずに、シップを渡すと、

「失礼します」

一礼して、去っていった。


正直、情けなさでいっぱいだ。

シップをテーブルに投げ捨てると、すでに日が落ちている。

暗くなったリビングのソファーに沈みこむように、身を預けた。


「はあぁぁ~~~」


途中から、やることしか頭ん中なくて、完全に理性がとんだ。


「ぅわ…、中学生かよ…」


おもむろに、床にうずくまるように転がってる花美を見た。

追いつめられたウサギみてぇに、ブルブル震えて怯えてたことを思いだす。

怖かったよな。

でも、オトコの思考回路なんてこんなもんだ。

少し、懲りたほうがいいんだ。

いい気味だ。


「ザマアミロ」


そう、自分で言って、頭を抱える。


「あ~~っ!!…全ッ然よくねえっ!!」