オオカミ回路 ♥️ うさぎスイッチ(処体験ガール再編集)


硬く閉じた目に涙がにじむ。

徐々に顔に影がかかる。

目を開けなくても、佐々くんが私に覆いかぶさるように、覗き込んでいるのがわかった。


「ウソだね」


囁きながら、耳にキスをする。

ゾクン……!

さっきから、何度もおこる、このしびれるような感覚に意識がとびそうになる。

プツン…

私の胸のボタンがひとつ外された。


「…!!…あ…ダメ!」


佐々くんの髪が、首筋をくすぐる。

プツン…


「お前さぁ、本気で自分が、好きでもないオトコとこんなコト、出来るオンナだと、思ってんの?」

「で……できるよ。だから、今……」


プツン…

プツン…


「…ぁ…やぁっ……!」


慌ててスカートの裾から手を離し、佐々くんの手をつかむ。

でも、押し戻そうにも、びくともしない。

プツン…


「できるわけねぇだろ…花美はさぁ、じゅうぶん時代遅れの純情なオンナなんだから」


最後のボタンが、外された。

グイッ…

佐々くんの手が、私の胸に触れる。


「…んんっ」


もう、声も出ない。

かろうじて両腕に絡み付いてる程度の、はだけた制服のブラウス。

その、開いた胸元に転々とキスの花が咲く。

次第に荒くなる呼吸。

まるで獣みたい。

人間じゃなくなっちゃうみたい…

すごくイヤ…、怖い…


プツン…


――え…?


もうボタンはないはずなのに……

と思った途端、無防備な感覚に襲われた。

――ブラ…っ

ぅ…うそ……や……


「あ…っ」


直接、肌に伝わってくる体温と圧力。

佐々くんの手の感触…に、


「…ぁ、ぁああ…ん……っ!」


喉の奥から声が漏れる。

鼻にかかった、甘ったるいオンナの声。


な…に?

いまの……声…

わ…
わた…し?