「…!!…はうっ!!」 同時に我に返り、私は目を見開く。 視線の先には…… バランスを崩した佐々くんが…… ベッドの端で、大きく天を仰ぎ…… そのまま、仰向けの状態で…… そう… まるで、スローモーションのように、 ゆっくりと… ドサッ!!!! ベッドから落ちた。 さぁぁあああ~~~~~っ 血の気が引く音って、ホントに聞こえるんだ…… 新発見。 やだぁ…… もう…… 涙が滲み出す。 私ってば…… また…… やっちゃったぁぁぁあああ~~~!!!!