オオカミ回路 ♥️ うさぎスイッチ(処体験ガール再編集)

オレは自分の部屋に戻ると制服を脱ぎ、着替えた。

ギシッ……

ベッドに横になって体を伸ばすと、ようやく一息ついた。


時計をみると、まだ6時くらいだ。

母さんはなんか花美のこと気に入ってるっぽいけど、大丈夫か?

暴走してねぇか、すんげぇ、不安……


花美、優しいからさ、

怖ぁ~い、おばさんにイイようにイジられんじゃねぇかって、

マジ心配。


「あ~、ヤバい…、余計なコト言わないでくれよ…、母さん…」


これ以上、花美に警戒されたくねぇ。

その、ちゃんと、順序ってもんを踏みたい。

いまさらながら思うんだ。

オレのこと逆ナンした時、すっげぇ、思いつめてたんだろなって……

最近、わかってきたんだけど、本当のところ、花美はそおいうの気にしそうなタイプだ。


告って、

付き合って、

デートとかしてさ……


まあ、出会いがそもそもアレだから、すでに、かなりメチャクチャだし、今さら感は、すっげぇすんだけど……

逆に、そこらへん全部すっ飛ばしかたら、

だから、余計ダメなんかなって、考えたりするんだ。

オレのこと、Hの相手ってだけじゃなくてさ、ちゃんと、見て欲しい。


なんだか、今日はいろいろあり過ぎて、正直かなり疲れてたんだろう。

花美の着替えまでだと思っていたのに、いつのまにか意識を手放していた。