オオカミ回路 ♥️ うさぎスイッチ(処体験ガール再編集)


必死で守ってきたもの、

隠してきたもの、

何もかも、暴かれてしまうようで、無性に怖い。


「…花美…こっち見な」

「や…あっ……」

「……目、…開けろって……無理?」


そう言って、優しく目元に口づける。

私は、その暖かさに促されるように、うっすらと、目を開ける……

でも……

涙でにじんでよく見えない……


「……花美…」

「佐々…く……」


私…ね…?

言われたとおりにする。

何されたって、かまわない。

だって、声をかけた時からそのつもりだった。


「……花美…」


そう。

めちゃくちゃにしていい。

縛ったってかまわない。

カラダだけ……

カラダだけだったら、何されたってかまわないっ。

でも……





「…スキだよ、花美」





その、告白に……

感覚だけじゃなくて、

感情まで持っていかれそうになって、恐怖に叫んだ。


「ウソ…だぁ…っ!!」


だって、ウソだもん。

全部、ウソだったもん……


“スキ”だって言ったくせに、みんないなくなった。


みんな、

みんなっ、

パパも、

ママも、

花美を一人にしたくせに……っ!!



「ウソじゃねえよ…バカ…」



そんな言葉なんか、信じない。

震える手に言い聞かせ、目の前の大ウソつきの体を必死に押し返す。


ウソつき!!

Hするだけだって、いったじゃん!!

それで、いいよっていったじゃん!!

大キライ!!

約束が違うっ!!


“スキ”なんていらない!!


やさしいキスも……いらないっ。


お願いっ……

ヤメテ……



また、何度も一人ぼっちになるくらいならっ…

私はっ、

そんなのっ、

最初から全部いらないのっ!!!!