「おい・・まずくねぇのコレ・・」と次々に目の前に出される写真集にサラサラをサインをしながら賢次を見る潤也

「まずいに決まってるだろ？」と不機嫌MAXな賢次

「く・・苦しい・・・」一番身長が低い咲は人に押されて顔を真っ赤にしている

「ちょ・・咲！！」と姫花は咲の顔をのぞこうとかがんだ

・・その時、人に押され、姫花の姿が消えた

ガクと日向は人に押され、少し離れてしまっていたので、この状況に気がつかない

「姫花！！！」近くにいたりんが姫花を探すと足元で丸くなっている

「潤也、賢次、ちょっとこの人垣なんとかして！！」りんが叫んだ

「「え？」」二人がりんの方を見たときには、りんは姫花を起こそうと身を屈めていた

そこへ

ピピー！！！！

笛の音が鳴り響いた

この騒動に、ライブの主催者が警備員を連れてやってきたのだ

人を押し分け、警備員がやってきて、人に揉まれ、髪も服もボサボサになった咲と人に押さえつけられ、酸素不足で頭がボーっとしたままの姫花と姫花と抱き起こそうとして、身を屈めた拍子に服を引きちぎられたりんがなんとか人垣を抜けたのは、潤也と賢次が思いっきり、人垣を出て、走り去ったお陰で、少し、人垣が崩れたお陰だった

少し離れたところで、サイン攻めに合っていたガクと日向は、視界の端に、ヨレヨレになった3人を移した瞬間、サインしていた写真集を近くの人に押し付け、人垣を抜け出し、警備員の後を追った

そして、7人は、関係者口から、会場に入り、姫花達は、しばらく休ませてもらい、ガクら4名は、KINGの関係者に詰め寄っていた

「っていうか！なんなんすか！！コレは！！」とガクは机の上の写真集を指差した

「まさか、独断でやったんじゃないっすよね？」と日向

「・・・・・」

「聞いてんのか？　あ？」とガク

「がっくん・・まぁまぁ・・」とガクを諌める潤也

「まぁまぁ・・って　」と今度は潤也を睨むガク

「・・その前に・・タイバージョンがあるってことは・・」と賢次

「そう　韓国・中国バージョンもあるよ」とサラッと言い切る

バンッ！！

そこへ大吾と龍馬が慌てた様子で駆け込んできた