最初、がくと日向は、三人娘が連れだって、スパに行くと聞いた時は、一瞬耳を疑ったが、こっちで顔がわれてるわけではないし、三人で行くみたいだし、何より本人達が楽しみにしているとあれば、行かせてあげたいと思い、了承した

日向は、姫花を送り出してから、ベランダのカウチに寝転び、読書をしていたし、ガクはりんと扉の前でキスをして、別れた後に、備え付けのジャグジーに浸かっていた

賢次と潤也のふたりは、三人娘の外出などつゆしらず、地下にあるジムで汗を流していたし、龍馬と大吾に関しては、翌日のバンコク公演のリハーサルに余念がなかった