「中越くん、飯盒炊飯しませんか?」


中越くんは木刀を一本持って、「飯盒炊飯?」と聞いた。


「米はあるが、おかずはどうするんだ?」


「魚でも釣って食べたらいいんじゃないでしょうか」


中越くんはしばらく考えて、「そうだな。せっかくだし」


飯盒炊飯の道具と釣り道具をレンタルして、木刀を一本、売店で購入した。