コイをしたのは君





やっと帰れると思っていたのに、また仕事が増えた。




「はぁ〜・・・。こういうことならバイトでもしとけば良かった」



ホッチキスでコツコツと留めていく



思い浮かぶ蓮池くんの顔に再び燃える怒り





愚痴愚痴言ってたって終わらない


口を動かすより手を動かさなきゃ



・・・・・・


・・・・・・・・・




25人留め終わった辺りだろうか…



「睡魔が…」



同じ作業にまぶたが重くなる





眠いけどこれが終わるまでは…




「眠れない・・・・・・」