「久しぶりに行ってみようかな。お花見」
しばらく黙っていた澤井さんがポツリと呟くように言った。
「はい。きれいなお花見スポット探しておきます」
「うん、お花見の場所は真琴に任せるよ」
いつものように微笑んだ澤井さんの顔を見て嬉しくなる。
車はゆっくりとホテルの地下駐車場に入っていった。
相変わらず、彼の部屋はきれいで広くて明るい。
テーブルにクーラーボックスを置くと、中から抹茶プリンとロールケーキを取りだした。
「お皿ありますか?」
「ああ、持って来るよ」
澤井さんが持って来てくれた高級そうな真っ白な平皿に抹茶プリンとロールケーキをのせた。
その間に彼が湯を沸かし、コーヒーを入れてくれている。
まるで本当の恋人同士みたいだ。
私の思いが詰まった抹茶プリンの濃い緑を見ながら思っていた。
コーヒーを持って来た澤井さんが私の正面にゆっくりと腰掛ける。
「きれいな緑だね。このままお店に並んでいそうなほどおいしそう」
プリンのカップを持ち上げて色んな角度で眺める澤井さんがなんだかかわいらしくて吹き出してしまった。
「何か俺おかしい?」
「いえ、全然」
澤井さんは苦笑しながら、私のおでこを軽くつつく。
「いただきます」
気を取り直した様子の彼は手を合わせて私に言った。
スプーンが緑をすくう。彼の形のいい口元に運ばれていく。
ドキドキしていた。
私の気持ちが彼の中に入っていく。
「おいしいよ。これ本当に真琴が作ったの?」
「もちろんです」
ホッとした。
自分の作ったものを大好きな人に食べてもらえるってこんなにも素敵で幸せな気持ちになるものなんだ。
澤井さんが最後の一口を入れるまでじっと見つめていた。
ふと彼が私の方に目を向けた。
「食べないの?」
切れ長のきれいな瞳に久しぶりに胸が苦しくなる。
「食べます」
私は慌てて自分のプリンにもスプーンを入れた。
しばらく黙っていた澤井さんがポツリと呟くように言った。
「はい。きれいなお花見スポット探しておきます」
「うん、お花見の場所は真琴に任せるよ」
いつものように微笑んだ澤井さんの顔を見て嬉しくなる。
車はゆっくりとホテルの地下駐車場に入っていった。
相変わらず、彼の部屋はきれいで広くて明るい。
テーブルにクーラーボックスを置くと、中から抹茶プリンとロールケーキを取りだした。
「お皿ありますか?」
「ああ、持って来るよ」
澤井さんが持って来てくれた高級そうな真っ白な平皿に抹茶プリンとロールケーキをのせた。
その間に彼が湯を沸かし、コーヒーを入れてくれている。
まるで本当の恋人同士みたいだ。
私の思いが詰まった抹茶プリンの濃い緑を見ながら思っていた。
コーヒーを持って来た澤井さんが私の正面にゆっくりと腰掛ける。
「きれいな緑だね。このままお店に並んでいそうなほどおいしそう」
プリンのカップを持ち上げて色んな角度で眺める澤井さんがなんだかかわいらしくて吹き出してしまった。
「何か俺おかしい?」
「いえ、全然」
澤井さんは苦笑しながら、私のおでこを軽くつつく。
「いただきます」
気を取り直した様子の彼は手を合わせて私に言った。
スプーンが緑をすくう。彼の形のいい口元に運ばれていく。
ドキドキしていた。
私の気持ちが彼の中に入っていく。
「おいしいよ。これ本当に真琴が作ったの?」
「もちろんです」
ホッとした。
自分の作ったものを大好きな人に食べてもらえるってこんなにも素敵で幸せな気持ちになるものなんだ。
澤井さんが最後の一口を入れるまでじっと見つめていた。
ふと彼が私の方に目を向けた。
「食べないの?」
切れ長のきれいな瞳に久しぶりに胸が苦しくなる。
「食べます」
私は慌てて自分のプリンにもスプーンを入れた。



