すでに私の目は、宝の山を前にしてキラキラと輝いていた。神崎さんが見透かしたようにプハッと笑う。
「じゃあ悪いが剥いてもらっていいか。俺の夕食用に。果物の皮を剥くのは面倒で嫌いだ」
出た。神崎さんの「面倒」。すぐそうやって面倒くさがる。
「任せてください。でも、夕食が果物だけじゃ足りないでしょう?」
「もうこんな時間だから果物だけでいい。普段だったら食わないし」
「不摂生ですね」
「いつかお前が俺の夕飯を毎日作ってくれるようになったら、ちゃんと食うよ」
まさかプロポーズでも匂わせているのだろうか、ポン、と私の頭に手をおいて、ナチュラルに照れくさいことを言ってのけた。
まさか、ね……?
自分の心をたしなめつつも、明日はちゃんと夕飯を用意しておこうかなぁなんて、心の中でこっそりと決意する。
「じゃあ悪いが剥いてもらっていいか。俺の夕食用に。果物の皮を剥くのは面倒で嫌いだ」
出た。神崎さんの「面倒」。すぐそうやって面倒くさがる。
「任せてください。でも、夕食が果物だけじゃ足りないでしょう?」
「もうこんな時間だから果物だけでいい。普段だったら食わないし」
「不摂生ですね」
「いつかお前が俺の夕飯を毎日作ってくれるようになったら、ちゃんと食うよ」
まさかプロポーズでも匂わせているのだろうか、ポン、と私の頭に手をおいて、ナチュラルに照れくさいことを言ってのけた。
まさか、ね……?
自分の心をたしなめつつも、明日はちゃんと夕飯を用意しておこうかなぁなんて、心の中でこっそりと決意する。



