極上恋夜~この社長、独占欲高めにつき~

すると彼は私の体をすくい上げ、昨晩に引き続きお姫様抱っこで抱き上げた。

「ここが嫌なら、ベッドへ連れて行ってやる」

違いますって! 場所だけの問題じゃなくて。神崎さんだって、これから会社でしょう?

「待って、神崎さん!」

先ほど眠っていたベッドルームへ私たちは舞い戻る。

大きくてふかふかのベッドのど真ん中に放り投げられて、逃がすまいと彼が上から跨った。

「夕べの続きだ」

「う、嘘ですよね? 朝からそんなこと、しませんよね……?」

「愛を誓い合うのに、朝も夜も関係ないだろ」

容赦なく彼は私のブラウスのボタンに手をかけ、あっという間に外してしまう。

「三花」

下の名前を呼ばれて、びくりと体が震えてしまった。気がつけば、神崎さんらしくないちょっと弱気な瞳で、懇願するように私を見つめていて。

「抱かせてくれ」

――ズルい。そんな顔でお願いするのは。