極上恋夜~この社長、独占欲高めにつき~

どうしよう、こんな蜜しかない表情で見つめられたら、強がれないじゃないか。

ただただ彼のことが愛おしくて、どうしようもなく……。

「……好きです」

唇からこぼれ落ちたのは、私の本心。

「ここで、素直に『好き』とか……からかう気も失せる。いじめっ子キラーだな」

彼は嘆息して、くつくつと笑った。

「俺も、愛してる」

突然、神崎さんがのしかかってきて、私の体を床へと押しつけた。貪るような情熱的なキスに、呼吸が止まる。

「や、やだ、神崎さん……!」

フローリングのひんやりとした感触が、私の背中をじんわりと冷やしていく。

けれど体の中はどんどん熱くなっていって、彼の熱に焼かれてしまいそうだ。

「こんなところで……やめてください」

「顔が抱いてって言ってるぞ」

「言ってませんってば!」

これから仕事だというのに、こんなことをされたら、一日使い物にならなくなってしまう。