「うん、美味しいです！」

ピザを頬張った高崎さんが言った。

「パスタもとても美味しいですよ！」

パスタを口に入れたわたしは言った。

美味しい美味しいと何度も言いながら、わたしたちはピザとパスタとサラダを完食した。

「せっかくですから、デザートも頼みましょうか」

そう言ってメニューを広げた高崎さんに、
「そうですね」

わたしは返事をすると、手をあげて店員を呼んだ。

「お待たせしました、コーヒーアフォガートとティラミスです」

わたしの前にはコーヒーアフォガート、高崎さんの前にはティラミスが置かれた。

「コーヒーがお好きなんですか？」

そう聞いてきた高崎さんに、
「はい、大好きです」

わたしは答えると、エスプレッソコーヒーをバニラアイスにかけた。