「どうしたの?
仕事で何か嫌なことがあったの?」
心配でそう聞いたわたしに、
「――あたし、恋しちゃった…!」
由真ちゃんが言った。
「こ、恋をしたって誰に?」
受付は基本は女ばかりだから恋をする相手なんていないと思うんだけど…。
「索様に」
由真ちゃんがわたしの質問に答えた。
「索様って…もしかして、社長のこと?」
そう聞き返したわたしに、由真ちゃんはカックンと首を縦に振ってうなずいた。
「だって、索様の何もかもが全部あたしの好みなんだもん…」
確かに、由真ちゃんは社長みたいなああ言った感じの顔が好きそうだなとは思っていた。
「今日1日、索様のことばかり考えてた…。
お昼ご飯は索様と隣同士だったし…ああ、もうどうしよう!」
由真ちゃんは両手を自分の頬に当てて、まるでいやいやをするように首を横に振った。
仕事で何か嫌なことがあったの?」
心配でそう聞いたわたしに、
「――あたし、恋しちゃった…!」
由真ちゃんが言った。
「こ、恋をしたって誰に?」
受付は基本は女ばかりだから恋をする相手なんていないと思うんだけど…。
「索様に」
由真ちゃんがわたしの質問に答えた。
「索様って…もしかして、社長のこと?」
そう聞き返したわたしに、由真ちゃんはカックンと首を縦に振ってうなずいた。
「だって、索様の何もかもが全部あたしの好みなんだもん…」
確かに、由真ちゃんは社長みたいなああ言った感じの顔が好きそうだなとは思っていた。
「今日1日、索様のことばかり考えてた…。
お昼ご飯は索様と隣同士だったし…ああ、もうどうしよう!」
由真ちゃんは両手を自分の頬に当てて、まるでいやいやをするように首を横に振った。



