自分の気持ちを否定する訳にはいかない…いや、否定したくないと紗綾は思った。
(私、エリックさんのことが好きなんだ…)
彼に恋をした自分の気持ちを認めた。
「楽しみにしていますね、エリックさん」
そう言った紗綾に、
「“エリック”でいい」
エリックは言い返した。
「えっ?」
言われた理由がよくわからなくて聞き返したら、
「俺のことは“エリック”と呼んでくれればいい」
エリックがもう1度言った。
「エリック…」
紗綾が呟くように彼の名前を呼んだら、
「ああ、そうだ」
エリックは嬉しそうに笑った。
そんなエリックに、紗綾は彼との距離がとても近くなったような気がして嬉しくなった。
(私、本当にエリックの婚約者になりたい)
彼の笑顔を見ながら、紗綾は思ったのだった。
(私、エリックさんのことが好きなんだ…)
彼に恋をした自分の気持ちを認めた。
「楽しみにしていますね、エリックさん」
そう言った紗綾に、
「“エリック”でいい」
エリックは言い返した。
「えっ?」
言われた理由がよくわからなくて聞き返したら、
「俺のことは“エリック”と呼んでくれればいい」
エリックがもう1度言った。
「エリック…」
紗綾が呟くように彼の名前を呼んだら、
「ああ、そうだ」
エリックは嬉しそうに笑った。
そんなエリックに、紗綾は彼との距離がとても近くなったような気がして嬉しくなった。
(私、本当にエリックの婚約者になりたい)
彼の笑顔を見ながら、紗綾は思ったのだった。