“好き”がほしくて〜恋人未満のこの関係〜





ーー誠と二人、電車に乗り優斗が乗ってくる駅を待つ。



だけどその駅に近づくにつれ、緊張してくる。



「そんな緊張してどうするんだよ。」



そんな私に気づいた誠が呆れたように話した。



「だ、だって……!
昨日あんなことあって平静を装えると思いますか!?」



「気にしたら終わりだろ。」



「気にするよ!本気で誠、女心の勉強した方がいいんじゃない?」



女にモテたくなさそうだから、絶対勉強なんてしないだろうけどさ!



「そんなことしたって俺にはマイナスしかないから無理。」



「誠って本当損してるよね。
その整った顔のパーツ、私によこせ。」



そしたらきっと優斗だって私を好きになるはずなのに……!



何しろ可愛い女の子が好きなのだから。