“好き”がほしくて〜恋人未満のこの関係〜





「……なんで?
なんで沙織は余裕なの?」



「私が好きなのは、優斗だけだから。
優斗になら何されてもいい。」



ねぇ、私がどれだけ優斗を好きなのかって、わかってないでしょ?



本当は怖いけど、それでもいいと思った。



「なに、それ……。
まだそんなこと言うんだ?」



「本心だよ、だから何されても……んっ…」



優斗の頬に触れた手を掴まれ、ベッドに押し付けられる。



それと同時に唇も塞がれた。
今までのどんなキスよりもきつく、深く。



中々離してくれなくて、息がすぐ苦しくなって。



息が限界で口を開けば、舌を絡められる。
そんな激しいキスも初めてで。



涙が止まらなくなる。



優斗の気持ちが伝わってくるようで、胸が苦しくなって。



違うよ、優斗。
好きなんだよ私は、優斗が好き。