だけど私も抱きしめてほしいと思ったから、迷わず部屋へと招き入れる。
先に私がベッドに腰掛けると、優斗もその隣に座った。
「沙織の部屋、綺麗だね。
誠と同じだ。」
「そうかな?」
誠の部屋、綺麗だからそうやって褒められて嬉しい。
そしたら突然優斗が私の腰に手を回す。
「……沙織。」
「な、なに……?」
ドキドキと、鼓動が速くなる。
「先に質問していい?」
耳元で囁かれるその声は、トーンを落としていて低かった。
「いいよ……。」
何を聞かれるのか。
わからなくて、次の言葉を待っていたら……
「いつから、俺のこと騙してたの?」
優斗の口から出てきた言葉は、予想外のもので。



