“好き”がほしくて〜恋人未満のこの関係〜





ーーー放課後



今日は始業式のため、四限で終わった。



やっぱり休み時間になっても優斗はやってこなくて、態度があからさまに急変していた。



さすがの周りも変化に気づき、何人かの生徒が私に話しかけてくれたけど大丈夫だと伝えた。



「……優斗!」



多くの生徒が帰る中、それに紛れて優斗も帰ろうとしていたから慌てて呼び止める。



そんな私の声に立ち止まり、振り向く優斗。



「どうしたの?」



その笑顔は穏やかで、一件いつも通りに見えるけどやっぱり違う。



いつもの優斗じゃない。