その違和感はどんどん大きくなるばかりで。
なぜなら……
優斗がいつもの駅で乗り込んで来なかったからだ。
優斗の最寄り駅の何時ものホームの場所で優斗は立っていなくて、それには誠も一瞬目を見開き驚いていた。
多分本当に知らないのだろう。
「優斗から連絡は…?」
一応誠に聞いてみる。
「いや、何も聞いてねぇ。」
「そっ、か……寝坊かな、ほら夏休みだったし。」
私は無理矢理納得しようとするけど、誠は何か考え込む動作に入った。
どうしたんだろう。
確かに夏休みに会おうって、勉強教えてあげるって言ってくれたのに連絡がなかったのは不自然な気もする。
違和感が途端に不安に変わった。



