「え、ちょ優斗……ここ誠の家…」
「俺たちに気を遣って二階行ってくれたんだよ。だから大丈夫。」
うっ…やっぱりそうだよね。
誠なりの優しさなんだろうけど私にとったら困る。
心臓がうるさいくらい暴れだすのだから。
「……ひゃっ…ちょ……」
私の腰に回していた優斗の手が、私の太ももを撫でるように触れてくる。
くすぐったくて逃げようとするけど、寄り添われているから逃げられない。
ドキドキうるさくなって、顔があつくなる。
「……顔、真っ赤。
恥ずかしいの?」
「そ、そんなの恥ずかしいに決まってるでしょ……」
「でもね、そういう格好してるからこうなるんだよ?」
小さく笑う優斗に、もう不機嫌さは感じられない。
でも完全に遊ばれてる。



