“好き”がほしくて〜恋人未満のこの関係〜





「……っ!?
な、な、なんで優斗がいるの!?」



途端に今の格好が恥ずかしくなって、慌てて誠を盾にし隠れる。



「優斗は泊まりに来ただけ。」
「じゃあなんで言ってくれなかったのさ!」



「沙織がそうやって後悔させるためだな。」



そう言うなり誠は立ち上がり、二階に行ってしまう。



「え、ちょ待ってよ誠…!!」



私の声は聞こえてるだろうけど、誠は戻ってこない。



やばいやばい。
さすがに優斗がいるなんて予想外だ。



「あ、じゃあ私も帰る……」
「ダメ。」



そんな私の腕を掴み、帰るのを制してくる優斗。



そしてもう一度ソファに座らされる。



せめて上着……何か羽織るものが欲しかった。
優斗がいたらこんな格好絶対してないのに。