“好き”がほしくて〜恋人未満のこの関係〜





お母さんはそんな私を見てため息をついたけど、気にせず私は外に出た。



夏の夜は意外と涼しい。



なんて思いながら、まだ食べ終わっていないアイスを口にし、インターフォンを鳴らす。



少しして誠ママが出てくると思いきや、誠が出てきた。



「……沙織、お前なぁ。」



早速私を見て呆れ顔の誠。
お風呂に入った後なのだろう、髪が湿っている。



色気が倍増してるな、と思いながら私は家の中に入った。



「お邪魔します。」



リビングに向かう途中、洗面所の扉が閉まっていたから誠ママはお風呂に入っているんだろう。



だから誠が出てきたのか。