「そうと決まれば俺の家に行こう。」
「わっ、ちょ……!」
私の言葉を無視してつないだ手を引き、歩くスピードを速める優斗。
どこまで強引なんだか……。
「優斗。」
「どうしたの?」
「本当に手出さないでよね?」
「もちろん。」
その満面の笑みが逆に怖いんだけど……
このまま何を言っても多分無駄だと思い、私は諦める。
まあでも、優斗と一緒にいれるのが嬉しいのは事実だ。
それに少しでも優斗のことが知れたらいいな、と思い大人しく優斗の後ろについていった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…