(そうだ思い出した。なんで俺はかなとの昔の記憶がなくなっていたのか…。
俺は昔からかなが好きで、かなも俺が好きと告白して信じられなかったからだ。)

小学3年生、奏時と葉汰は、両思いになる。

「すきなんだ。葉汰!俺はずっとずっと葉汰と生きたい!葉汰を守りたいんだ!」

木々に奏時に葉汰に風が吹く。

「…え?…」

「あ、あ…うっ嘘だよ、葉ちゃん」

「ほら、友達としてだよ、ね?もー本気にした?」

(そうか。俺があの時返事しなかったから、奏時は変に勘違いして。ぶりっこに…)