紫苑葉汰。 紫苑家の3番目に生まれた男の子。 17歳になる。 好きな物は、甘いもの、自由な時間。 嫌いなものは勉強、大人になること。 そして、現在、恋愛真っ最中である。 葉汰は、夏の暑さで学校に行く気になれず、部屋でゴロゴロしてる。 恋愛って言っても、葉汰の一方的な片想いなのだ。 しかも、幼なじみの男が好きときた。 「叶うはずないじゃんか」 葉汰は、部屋で叫んだ。