「ゆ、悠乃…なに言ってるのっ!?」





そ、そりゃ昔は一緒にお風呂入ってたけど…


普通に考えて、この歳で一緒に入るのはおかしいよ…っ!





顔を真っ赤にし、目をパチパチとさせる私を、悠乃は面白そうに見ていた。





「だって1人じゃ見れないし?2人で洗いっこすればいいじゃん♪」


「ば、ばかばか!無理だよ…!」





身体中の血液が沸騰しているかのように熱かった。





どうしてそんなことを平気で言うのっ


悠乃のせいでこっちは、ドキドキしっぱなしなのに!





…やっぱり私のことからかって楽しんでるんだ。





何とか気持ちを落ち着かせようとするが、悠乃はそんな私に追い打ちをかけてくる。





「紗雪の裸はもう見慣れてるし、今更恥ずかしがらなくていいよ」





「なっ…!」





そう言って悠乃は不敵な笑みを浮かべ、私のことを見下ろしたのだった。