独占したい、甘々に。【完】

あれっ…


なんだろう…





何だかとても嫌な予感がするのは気のせいかな…?





そしてそのキラキラとした目は、私へと向けられた。





そんな様子に困惑していると、悠乃は口元をニヤリとさせ言った。





「もしかしたら他のとこにもペンキ付いてるかもしれないね」


「へ?あ、うん、そうだね?」





案外普通の発言にキョトンとしていると、悠乃が再び口を開いた。





「だからいいこと思いついた」


「え?」





首を傾げる私を見て悠乃は言った。





「さーゆちゃん♪昔みたいに一緒にお風呂入ろっか」





「…えっ!?」





悠乃の発言に叫ばずにはいられなかった。