「そのー…ちょっと話したいことあって。今、大丈夫?」


「う、うん。上がって」





そう言って悠乃を私の部屋へと案内した。





「何か飲み物持ってくるから待ってて」





扉を閉め、大きく深呼吸をした。





び、びっくりした~…


まさか悠乃がいるなんて思ってもみなかった。





話したいことって、なんだろう。





最近はずっとあんな感じだったから…





そして飲み物を持って部屋へと戻ると、悠乃はベットに背を預けるようにしてカーペットの上へ座っていた。





「昔とあんまり部屋変わってないんだね」


「そうだね。…って、あんまり見ないでよっ」





悠乃は私の部屋をキョロキョロと見渡していたため焦ってそんなことを言った。