死がふたりを分かつまで

それから私は意地で体調を治した



もう考えてる暇なんてない

この答えをありったけ言うしかないんだ

はやる気持ちを抑えながら、中庭へ向かった


見つけた


あの人はいつものところにいた


「あの!!」

あの人はゆっくりこっちを向いた

「私、私は…」

言葉が詰まる。

急に怖くなってしまった

「なに?」

「あの、………私は人に頼らないと生きていけない
人間なんです!
私は…生まれつきこの体だから。
人に頼る生き方をして、
その人達に恩返しというか
私が代わりに元気にしてもらった分の命で
同じ人たちを元気づけられたらって、
それが
私の生きる目標でした……」


彼は黙ったまま。

私は小さく息を吐いた


「だけど!…今は違います!
初めて君に会ってその日から私はあなたのことが頭から離れなくなって目標そっちのけで
ずっとずっとあなたのことを考えていました。」


どんな、笑い方をするのかな

どんな、話し方なんだろう

私のこと、どう思ってるかな?

名前を知りたい

「気持ち悪いかもしれないけど、
私は君に一目惚れをしました。」