んー眠い。この世界史の先生はのろのろ話しながら教えるからホントに眠い。居眠りしてると、手の甲に激痛が走った!
「先生課題集めてるぞ」と私の手をつねった犯人は太一だった。
あっ課題課題!って、えっ?世界史の課題?私がやってきたのは後日提出の英語の課題。
「まさかお前違う教科の課題やってきたのかー?」と太一に問われると頷いた。
「はぁ、おまえってやっぱりうっかりしてんなー」ほんと適当な自分が嫌になる。
「どうしよう太一。」すぐに太一に頼る自分も嫌ー!!でも太一は「しゃーねーな」と言って私の手を引っ張り世界史の先生の所へ連れてった。