「まぁ確かにな。重すぎたら学校着く前に疲れちまうな。でもお前は重くない、さっきのは冗談だし。」
「もう!冗談でも女の子に重いなんて言わないでよね!でも送ってくれて助かった!ありがとう」と笑顔で言われると俺も笑顔になる。そんな会話しながら電車にのりこんだ。
まぁ俺としてはとわが寝坊してくれる方が嬉しい。
いつもは俺もとわも自分のチャリに乗り駅に向かうが、とわが寝坊すれば俺がダッシュでチャリこぐからとわとの距離が近くて嬉しい。そんなこと考えてる時にとわがこう言った。「私さぁ何か忘れてる気がするんだよね」
「あとで思い出せ、学校まで走るぞ」と言いとわの腕を掴んで走り出した。