季節は秋になった。 この時期は大学の一般入試を受ける人、就活する人の面談がある。 「えっと、風見くんは就職でいいのかな?」 「まあ、親としては進学して欲しいんですけど…」 「就職でいいです」 「でも、この成績なら十分大学を狙えますよ。今からでも、進学を」 「就職でいいんで……」 裕也は教室を出た