暴走族くんと妖精ちゃん

「相手は銃持ってるから特防服必ず着るように伝えて。以上。」

『御意。』


よし。これで組の準備は終わった。

今日の決行は午後2時。

それまでちょっと休みますか。でも寝るとまた夢見ちゃうしなあ・・・

ふとスマホが光った。

「LINE通知999+!?」

見ると多い順に純、龍牙、宙来、疾風、昴、りっくんだった。

なんで6人で999件も越えられるのか不思議でしょうがないけど・・・

『おい、どこにいるんだ。』

『今日なんで学校来ないの~?』

『大丈夫ですか?みんな心配してますよ?』

『なんかわかんねーけど見たら連絡よこせよな。』

『遥華、みんなで待ってる。終わったらいつでも来ていいから。』

『今日は抗争か?静龍に連絡ぐらい入れてやれ』


みんなからみんならしいLINEが送られてきていた。