暴走族くんと妖精ちゃん

「まあいいわ。それより変装する?遥華ってばれるとめんどいでしょ?」

確かに。不良校なら私のことを知っている人は何人もいるはずだ。

「するっっ」

「そう言うと思ったわ。」

すると陽子さん、当たり前のように男子用の制服が出してくる。

「もちろん女子用もあるから。ばれたらこっち使ってもいいわよ。」

「ありがとう。」

「これがウィッグで・・・」

陽子さん・・・。なんて準備がいいんだ。