私はこれから来る風神と涼魔という族について話を聞いた。

正確には聞きながらその2つの族のロックを強化していた。

2つとも名前を聞いたことがあるぐらい有名な族のわりにガードが緩い。


龍牙が風神と涼魔について説明している。

風神と涼魔はとにかく個性派ぞろいらしい。


「で、風神と涼魔の訓練は俺たちがやっから。静龍は遥華に任せた。」

うんうん

「ってええ!?」

静龍を私に任せる!?

ムリムリムリムリムリ!

いくら私でも静龍全員相手とはね・・・。

まあ・・・

「いっちょやりますか!」