美月ちゃんに好かれてるってことも。
私が今嫉妬してるってことも。
「そーいえば遥くんは?」
遥さんとも知り合いなのね…。
私の味方はいないらしい。
「最近仕事が忙しいとかであんまり来ねぇんだよ」
そう。
肝心の遥さんは最近全然来ないのだ。
この私だけが取り残された気まずい空間も、遥さんがいれば話せたのにな…。
「ざんね~ん。会いたかったのに」
「また今度な」
2人はまた会う約束までしてるし。
いちいちムカつく。
てか点滴をしてる美月ちゃんは病人なんでしょ?
だったらはやく自分の部屋に戻りなよ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…