「あっ、あの!沖田さんっ!!
わっ、わわ私、沖田さんの事が…っ」
沖田さんは私の唇に人差し指を当てた。
言わないで。と言うように。
(此処で言わなきゃ、溢れちゃう。気持ちが。心から飛び出して行ってしまう…!)
私はもう、蒸発して無くなりそうだった。
きっと顔が真っ赤なんだろう。
沖田さんは笑って私の唇に人差し指を当てたままだ。
「ははっ、桜夜さん顔が真っ赤ー!林檎見たいですよ!」
沖田さんは声を上げて笑う。笑い過ぎて目尻に涙が浮かんでいる。
(わっ、笑い過ぎ…っ!)
言うにも唇に人差し指が当てられているので何も言えない。
ふと沖田さんが笑うのを止めた。
次に出たのは思いがけない言葉だった。
「…好きです。桜夜さん。
貴女のことを、愛しております。」
囁くような中低音の透き通った声が私の心の奥にストンと落ちていく。
そして、私の心から止めどなく気持ちが溢れた。
わっ、わわ私、沖田さんの事が…っ」
沖田さんは私の唇に人差し指を当てた。
言わないで。と言うように。
(此処で言わなきゃ、溢れちゃう。気持ちが。心から飛び出して行ってしまう…!)
私はもう、蒸発して無くなりそうだった。
きっと顔が真っ赤なんだろう。
沖田さんは笑って私の唇に人差し指を当てたままだ。
「ははっ、桜夜さん顔が真っ赤ー!林檎見たいですよ!」
沖田さんは声を上げて笑う。笑い過ぎて目尻に涙が浮かんでいる。
(わっ、笑い過ぎ…っ!)
言うにも唇に人差し指が当てられているので何も言えない。
ふと沖田さんが笑うのを止めた。
次に出たのは思いがけない言葉だった。
「…好きです。桜夜さん。
貴女のことを、愛しております。」
囁くような中低音の透き通った声が私の心の奥にストンと落ちていく。
そして、私の心から止めどなく気持ちが溢れた。
