剱聖伝

《申し訳ありません…》


そう言った後、今までの


経緯を話した。


それを黙って聞いていた


クロードが深いため息を


つく。


《こうも悪い方にばかり


向かうとは……な》


ベルゼは何を考えてる…


魔物まで召喚して…


世界をカオスへと導くだけ

だとゆうのに……。


まさか、それを望むわけで

もないだろう。


なんにしても今は情報だ。

それと早くティアの所へ戻

らなくては。


いずれここにベルゼ兵が


来るに違いない…


クロードはセシルドにラキ

を頼んだ。


セシルドがラキを抱き上げ

クロードを見た時、


様子がおかしい事に


気づく…


《クロード様…どうかなさ

いましたか》心配になり


聞いてみる。