《ティアは素直だなぁ》
ティアは更に困惑した顔に
なる。
《その聖杖…頭の部分に
付いてる紋章は代々トラバ
キア王国につかえたファレ
スト家のものだ》
そう言われ、杖の頭部を
見てみる。確かに何やら
植物をあしらったような
ものが堀込まれていた。
ティアはまったく知らなか
った。使命や宿命から遠ざ
けたかったのか、ババ様は
あまり話たがらなかったの
だ。自分の無知と浅はか
さが情けない…これで
人や国を救うなど……
出来るわけない。
私は…無力だ。
そう思うと涙が出てきた。
突然泣き出したティアに
慌てふためくクロード。
《わぁっ!!と…その…》
どうしていいかわからず
あたふたする。やはり
男は女性の涙に…弱い。
ティアは更に困惑した顔に
なる。
《その聖杖…頭の部分に
付いてる紋章は代々トラバ
キア王国につかえたファレ
スト家のものだ》
そう言われ、杖の頭部を
見てみる。確かに何やら
植物をあしらったような
ものが堀込まれていた。
ティアはまったく知らなか
った。使命や宿命から遠ざ
けたかったのか、ババ様は
あまり話たがらなかったの
だ。自分の無知と浅はか
さが情けない…これで
人や国を救うなど……
出来るわけない。
私は…無力だ。
そう思うと涙が出てきた。
突然泣き出したティアに
慌てふためくクロード。
《わぁっ!!と…その…》
どうしていいかわからず
あたふたする。やはり
男は女性の涙に…弱い。
