《ラキ…憎しみは新たな憎
しみをうむだけだ…それが
戦争へと繋がる…許せとは
言わんが…乗り越えろ》
そう言ってラキの手を離し
た。メギメギは目を開いた
まま動かない。歯をくいし
ばって、強く手を握りしめ
ている。ティアが心配そう
にかけより手当をし始めた
。
《おれは…認めない…
敵なのになんでかばう
んだよぉっ!!!》床を拳で
叩き付けて立ち上がる。
そのまま皆を睨んで扉を
勢いよく開け、外へ飛び出
していってしまった。
《ラキっ!!》
追いかけようと走り出した
ティアの肩をクロードが
止めた。
《今は…一人にしてやるん
だ》そう言って飛び出して
行った方向を見る。
いつしか外は夕闇につつ
まれていたのであった。
しみをうむだけだ…それが
戦争へと繋がる…許せとは
言わんが…乗り越えろ》
そう言ってラキの手を離し
た。メギメギは目を開いた
まま動かない。歯をくいし
ばって、強く手を握りしめ
ている。ティアが心配そう
にかけより手当をし始めた
。
《おれは…認めない…
敵なのになんでかばう
んだよぉっ!!!》床を拳で
叩き付けて立ち上がる。
そのまま皆を睨んで扉を
勢いよく開け、外へ飛び出
していってしまった。
《ラキっ!!》
追いかけようと走り出した
ティアの肩をクロードが
止めた。
《今は…一人にしてやるん
だ》そう言って飛び出して
行った方向を見る。
いつしか外は夕闇につつ
まれていたのであった。
