《随分と恐ろしい剣気を
発しておるようだな》
ハイゼルの後方に凄まじい
殺気が現れる。
《コソコソと後ろを取るの
がベルゼのやり方かな!?
》
ハイゼルの額に汗が滲む。
《どうとでも取るがよい》
まるで表情を変える事なく
そう答えると、剣を前に
構えた。
《我、魔剣に乞い願う》
目をつぶる。
《砕け!!ヘルミロク》
そして目を開きハイゼルへ
と大剣を振り下ろした!!
大気を切り裂き剣気の刃が
ハイゼルに襲い掛かる!!
それは容赦なく背中に直撃
した。そして前のめりにな
り倒れこんだ。
だがその後異変が起こった
のだ。倒れたはずのハイゼ
ルがまるで砂のように崩れ
て消えた。
バーミリオンの瞳が再び
閉じられる。
一時の静寂…だがそれは
すぐ破られた。
バーミリオンのすぐ足元、
大地が割れ、ハイゼルの強
烈な剣気と共に大斧が、バ
ーミリオンの喉目掛けて襲
い掛かった!!
発しておるようだな》
ハイゼルの後方に凄まじい
殺気が現れる。
《コソコソと後ろを取るの
がベルゼのやり方かな!?
》
ハイゼルの額に汗が滲む。
《どうとでも取るがよい》
まるで表情を変える事なく
そう答えると、剣を前に
構えた。
《我、魔剣に乞い願う》
目をつぶる。
《砕け!!ヘルミロク》
そして目を開きハイゼルへ
と大剣を振り下ろした!!
大気を切り裂き剣気の刃が
ハイゼルに襲い掛かる!!
それは容赦なく背中に直撃
した。そして前のめりにな
り倒れこんだ。
だがその後異変が起こった
のだ。倒れたはずのハイゼ
ルがまるで砂のように崩れ
て消えた。
バーミリオンの瞳が再び
閉じられる。
一時の静寂…だがそれは
すぐ破られた。
バーミリオンのすぐ足元、
大地が割れ、ハイゼルの強
烈な剣気と共に大斧が、バ
ーミリオンの喉目掛けて襲
い掛かった!!
