《報告します！！北西より
進行のネグリス軍が我が
軍を撃破、こちらに進軍し
ています》一人の兵士が
報告をすると、すぐまた
入ってきた兵士が新たな報
告をする。
《ゲルロニア、ソラン共に
我が軍敗退、進軍止まりま
せん！！》
《バーミリオン様…》
シーリアがバーミリオンの
顔を見上げる。
《使えぬ奴らだ…天剱聖…
やはり一筋縄ではいかん
か…》そう言って拳を
握り締める。
《シーリア、レギオスを連
れて来い…出る》
《ハッ！！》
一瞬で姿が消える。
シーリアの消えた場所を
見ていたバーミリオンの
まえに突然男が現れた。
《出るのかい！？》
女性のように透き通った声
で問い掛ける。
《我が野望、妨げる事など
させん》
《…中央に仕掛けをしてお
いたよ…そこに集めれは雑
魚は足止め出来る…天剱聖
は君が殺れるんだろ！？》
その言葉を聞いたバーミリ
オンがギロリと睨む。
それを涼しげな笑みで返す
と、ゆっくりと闇に溶けて
いったのだった。
進行のネグリス軍が我が
軍を撃破、こちらに進軍し
ています》一人の兵士が
報告をすると、すぐまた
入ってきた兵士が新たな報
告をする。
《ゲルロニア、ソラン共に
我が軍敗退、進軍止まりま
せん！！》
《バーミリオン様…》
シーリアがバーミリオンの
顔を見上げる。
《使えぬ奴らだ…天剱聖…
やはり一筋縄ではいかん
か…》そう言って拳を
握り締める。
《シーリア、レギオスを連
れて来い…出る》
《ハッ！！》
一瞬で姿が消える。
シーリアの消えた場所を
見ていたバーミリオンの
まえに突然男が現れた。
《出るのかい！？》
女性のように透き通った声
で問い掛ける。
《我が野望、妨げる事など
させん》
《…中央に仕掛けをしてお
いたよ…そこに集めれは雑
魚は足止め出来る…天剱聖
は君が殺れるんだろ！？》
その言葉を聞いたバーミリ
オンがギロリと睨む。
それを涼しげな笑みで返す
と、ゆっくりと闇に溶けて
いったのだった。
