《う〜む……間違いなく
それは王子の証じゃ》
王子の証をよく見ると、そ
う言ってラキを立たせる。
《脅かして悪かったのぅ。
こいつはグリッドじゃ…
この場所で門番をさせてお
ﾋﾞｬｸﾚﾝ
る。そしてワシは白蓮とゆ
う者での。
クロ坊は元気かの!?
クロ坊と言われ、一瞬誰か
考えるがクロードの事と気
付き、すぐ答える。
《クロードが怪我をして…
今近くの荷馬車の中に居る
んだ!!お願い、助けて…》
今にも泣き出しそうな顔
で懇願する。
《…すぐに案内せぃ》
そう言うと、グリッドにも
ついて来るようにと目で合
図する。
すでに走り出したラキに
すぐ追いつき、後ろから
担ぎあげると自分の肩に
乗せた。
《うわぁ!!》
突然で驚くラキに
《お前では日が暮れる》
と言って牙を見せる。
(笑ったのかな…)
ふと変なことを思ったが、
今はそれどころでは無い。
それは王子の証じゃ》
王子の証をよく見ると、そ
う言ってラキを立たせる。
《脅かして悪かったのぅ。
こいつはグリッドじゃ…
この場所で門番をさせてお
ﾋﾞｬｸﾚﾝ
る。そしてワシは白蓮とゆ
う者での。
クロ坊は元気かの!?
クロ坊と言われ、一瞬誰か
考えるがクロードの事と気
付き、すぐ答える。
《クロードが怪我をして…
今近くの荷馬車の中に居る
んだ!!お願い、助けて…》
今にも泣き出しそうな顔
で懇願する。
《…すぐに案内せぃ》
そう言うと、グリッドにも
ついて来るようにと目で合
図する。
すでに走り出したラキに
すぐ追いつき、後ろから
担ぎあげると自分の肩に
乗せた。
《うわぁ!!》
突然で驚くラキに
《お前では日が暮れる》
と言って牙を見せる。
(笑ったのかな…)
ふと変なことを思ったが、
今はそれどころでは無い。
